駄文

才能と呼ばれるものが俺たちの中に確実に存在したとしてさらに俺たちの成し得たい未来が才能とは別の線上、とりわけ茨道に走ったとするとこれは問題だ。才能の線上に沿って生きてゆけばそれなりに満足を感じる人生になっていくがそれは飽くまでそれなりであって反対にその成し得たい未来に沿う人生は素晴らしく俺たちを満足させる言い換えれば俺たちが納得で満たされる人生になっていく。両者の違いは当たり前だがその険しさにあり前者は易しく後者は険しいが正確にその程度はそれが自分の才能からどれだけ離れているかだ。さてどう生きるかという問いが俺たちに突き付けられれば俺たちは迷わず後者を選ぶがそれは前者を捨てることを意味するだろうか、だとすればそいつは何かが惜しい。