夏の日の夜の不満げな

固定的なものを欲しがると対に常に流れ行く若き激しさを欲しがる。ずれずに美しく何かに優しくありたいと静かにあり対にいばら道で汚れ剥き出しのまま何かを殴りたいと怒ってある。不意に慕うあなたとの福岡と大阪ついに捨てるあなたの池袋とマインツドイツ、ロックンロールを喰えば自分自身だけを信じて進むこの山の頂点へとこうして俺が土を踏む一々のついには失くしてしまう煙のような響きのなかあなたは今もその国で俺を思ったまま夜も泣きながら眠っているのか。